
ドレス後部の引き裾のことで、後ろに長く引きずったスカートの裾の部分のこと。「列車、列、連続」が由来で、電車の「train」と同じつづり。長いほどエレガントな印象を持ち、長いバージンロードや厳かな教会で映える。トレーンが短くなるとカジュアルでキュートな雰囲気になるので、会場が狭い場合や歩き回りたい場合、カジュアルな雰囲気のガーデンウエディングなどにオススメ。トレーンを取り外せる2WAYタイプのドレスもあるので、式と披露宴会場の雰囲気に合わせて選んでみて。トレーンのデザインは、横に広がるものから縦に引きずるものまでさまざま。ちなみに昔は、トレーンの長さが身分の高さと品格を表すもので、扱いにくいトレーンを引いたドレスを上品に着こなしてこそ、エレガントだとされていた。1.5m以上のトレーンは、カテドラル(cathedrale=大聖堂)と言う。
bustleは、スカートの後ろを膨らまるための腰当てのこと。バッスルを入れたドレスデザインを、「罰するデザイン」と言う。ヒップラインを誇張するために用いるもので、ウエストを細く見せる効果や、腰の丸みを強調することで女性らしい雰囲気を演出できる。ワイヤーなどの芯に布を張ったものを、紐やベルトでウエスト部分に固定するもの。今ではスカートを束ねて膨らませたり、背中にギャザーを入れてリボンなどの形にしてウエストにまとめるタイプも。19世紀に流行し、日本では「鹿鳴館(ろくめいかん)スタイル」とも呼ばれている。最近のクラシックドレスの人気復活から、注目を浴び始めているスタイル。
スカート部分に、フリルや帯状の布をだんだんに重ね、裾にかけて広がる形にしているドレスのこと。丈の違うスカートを何段かに重ねることも。エレガントな印象を持つデザインで、軽い透明感のあるシフォンやオーガンジーを用いたものなら、ふんわりとしたキュートなイメージに、光沢のあるサテンなどを用いたものなら、フェミニンなイメージになる。ちなみにティアード(tiered)とは、「段々に重ねた」という意味。
布を垂らした時に出る、ゆるやかなヒダやたるみをのこと。エレガントな雰囲気を演出できる。drapeは、「布で覆う、飾る」という意味。古代ギリシャ時代では、いかに美しいドレープを作るかが着こなしの基本だった。その後もヒダは重要視され、ヒダを贅沢に使うのは権威の象徴となり、上流階級になるほどヒダをたくさん用いた衣装を着るようになった。
overskirtとは、ドレスやスカートの上に、さらに重ねて着るスカートのこと。別名・オーバードレス。巻くように着る巻きスカートのこと。下に着るドレスと、上に着るドレスの素材や雰囲気を違うものにすると、2WAYドレスにもなり、お色直しの着替えがスピーディーに。