
ドレスなど式場で使う貸りること。セルドレスより経済的で、小物の料金も含まれている場合が多い。他人も着るものなので、実際に着るまでに劣化の可能性があり、サイズ直しに限界がある。ホテル・式場の衣装室で借りる方法と、レンタルドレスショップで借りる方法があり、後者は保管料(持込料)がかかる場合もある。
オーダーメイドで作ったドレスを、挙式後に店に返却するシステムのこと。レンタルと違い、新品で自分にピッタリのドレスが着られる。通常のレンタルドレスよりやや高め。
既製品のドレスを入手する方法で、別名プレタポルテ。既製品だが、ジャストサイズにお直しできる。自分自身のものとなるため、一生の記念品にすることができる。輸入品を扱う店も多く、値段もリーズナブルになったが、レンタルと違い、小物は別途用意する必要がある。
自分の希望を伝えて注文して(オーダーメイドで)作り、入手すること。デザイナーと打ち合わせをし、希望のデザイン画を描いてもらい、生地選び・仮縫いを経て作られる。注文から4〜6ヶ月ほどで完成する。手間がかかる分、高価だが、自分にジャストサイズの、世界にひとつだけのドレスを作ることができる。
ドレスの形のこと。別名・シルエット。裾が広がったAラインやプリンセスラインから、身体の線に沿ったスリムなスレンダーラインやマーメイドラインまでさまざま。ドレスラインは、会場の雰囲気や体型によって相性がある。会場の雰囲気と合わせて選ぶなら、会場付設の貸衣装室で選ぶのがベター。
アルファベットの「A」のようにウエスト位置が高く、ウエスト部分から裾にかけて徐々にボトムが広がっているシルエットのこと。ウエストに切り替えがなく縦のラインが強調されるため、背が高く足が長く見える効果がある。比較的体型を選ばず、シンプルでエレガントな印象を持つため、人気が高い。1955年にディオールが発表したライン。
全体のシルエットが細く、身体のラインにフィットするシルエットのこと。鉛筆のように細いことから、別名・ペンシルラインとも。スタイリッシュな印象を持つので、あまり広くない会場にも映え、レストランウエディングにもオススメ。背の高いスラッとした体型の人によく似合う。スレンダーラインとAラインの中間を、ソフトスレンダーラインと呼ぶ。
裾が広がったAラインと、細身のスレンダーラインの中間にあたるデザインのこと。ほどよくゆとりがあるので、スレンダーラインほど体型を選ばない。
ウエストを切り替えし、切り替えから裾に向かってスカートが大きくふんわり膨らんだシルエットのこと。華やかで愛らしい印象を持ち、存在感たっぷりのイメージに。体型を選ばず、おめでた婚の人でも着られる。スカートの広がりはパニエで調節。特に広い会場で映えるので、ホテルの披露宴や大きな教会での挙式をする人に。お姫様のような花嫁を目指す人にオススメ。
人魚 (mermaid)のように、上半身から腰まで身体にフィットするデザインで、裾だけ広がっているシルエットのこと。別名・リーニュポワソン (ligne poisson) 。裾にだけギャザーやフレアーをいれ、ボリュームを出す。女性らしい優美な曲線が身体に自然なメリハリを出し、スタイルをよく見せる効果がある。膝下の広がりが控えめなものをソフトマーメイドラインと呼ぶ。ゴージャスに見せるなら裾にフリルやドレープがたっぷり入ったマーメイドを、スタイリッシュに見せるならソフトマーメイドをオススメ。
裾の広がりを控えめにしたマーメイドラインのこと。マーメイドラインに比べ、スタイリッシュな印象を持つ。
ウエストから裾にかけて、釣り鐘(bell)のような形状をしているシルエットのこと。ベル&ドームラインと呼ばれることも。スカート部分にギャザーをたっぷり入れ、ウエストを細く絞り、腰周りを膨らませてそのまままっすぐ裾まで落ちたライン。プリンセスラインより、裾のボリュームは少なめ。プリンセスライン同様、可憐で可愛らしい印象を持ち、大きな会場に映える。体型を選ばないので、おめでた婚の人も着られる。
1着のドレスで、雰囲気や形を2〜3通りに変化できるドレスのこと。襟や袖、長いトレーンやリボンなどといった装飾の付け外しができることが多い。別名・アンサンブルドレスと呼ばれる、ノースリーブやビスチェスタイルのドレスの上に、ボレロやジャケットを羽織るタイプのものも。装飾を付け外しするだけなので、お色直しのスピーディーに済ませられ、簡単にイメージチェンジが可能。髪型やブーケも違うものにすれば、よりガラリと雰囲気を変えられることができる。1枚のドレスで挙式と披露宴を行なう場合や、レストランウエディングなどによく着られている。
ドレス後部の引き裾のことで、後ろに長く引きずったスカートの裾の部分のこと。「列車、列、連続」が由来で、電車の「train」と同じつづり。長いほどエレガントな印象を持ち、長いバージンロードや厳かな教会で映える。トレーンが短くなるとカジュアルでキュートな雰囲気になるので、会場が狭い場合や歩き回りたい場合、カジュアルな雰囲気のガーデンウエディングなどにオススメ。トレーンを取り外せる2WAYタイプのドレスもあるので、式と披露宴会場の雰囲気に合わせて選んでみて。トレーンのデザインは、横に広がるものから縦に引きずるものまでさまざま。ちなみに昔は、トレーンの長さが身分の高さと品格を表すもので、扱いにくいトレーンを引いたドレスを上品に着こなしてこそ、エレガントだとされていた。1.5m以上のトレーンは、カテドラル(cathedrale=大聖堂)と言う。
bustleは、スカートの後ろを膨らまるための腰当てのこと。バッスルを入れたドレスデザインを、「罰するデザイン」と言う。ヒップラインを誇張するために用いるもので、ウエストを細く見せる効果や、腰の丸みを強調することで女性らしい雰囲気を演出できる。ワイヤーなどの芯に布を張ったものを、紐やベルトでウエスト部分に固定するもの。今ではスカートを束ねて膨らませたり、背中にギャザーを入れてリボンなどの形にしてウエストにまとめるタイプも。19世紀に流行し、日本では「鹿鳴館(ろくめいかん)スタイル」とも呼ばれている。最近のクラシックドレスの人気復活から、注目を浴び始めているスタイル。
スカート部分に、フリルや帯状の布をだんだんに重ね、裾にかけて広がる形にしているドレスのこと。丈の違うスカートを何段かに重ねることも。エレガントな印象を持つデザインで、軽い透明感のあるシフォンやオーガンジーを用いたものなら、ふんわりとしたキュートなイメージに、光沢のあるサテンなどを用いたものなら、フェミニンなイメージになる。ちなみにティアード(tiered)とは、「段々に重ねた」という意味。
布を垂らした時に出る、ゆるやかなヒダやたるみをのこと。エレガントな雰囲気を演出できる。drapeは、「布で覆う、飾る」という意味。古代ギリシャ時代では、いかに美しいドレープを作るかが着こなしの基本だった。その後もヒダは重要視され、ヒダを贅沢に使うのは権威の象徴となり、上流階級になるほどヒダをたくさん用いた衣装を着るようになった。
overskirtとは、ドレスやスカートの上に、さらに重ねて着るスカートのこと。別名・オーバードレス。巻くように着る巻きスカートのこと。下に着るドレスと、上に着るドレスの素材や雰囲気を違うものにすると、2WAYドレスにもなり、お色直しの着替えがスピーディーに。