普段、まったく着慣れない着物。「最後に着たのは、成人式のときだったかなぁ」というあなたのための、和装での美しい歩き方レッスンです。思ったよりも難しいかも?
「背筋をまっすぐ伸ばしなさい」 普段の生活でも、ご両親から言われることが多いこのセリフ。艶やかな美しい着物を着ていても、背中が丸まっていてはまるでおばあさんですよね。着物は、体への締め付けが強いため、時間がたつとともに疲れて前かがみになりがち! 体の中心に一本の軸があるように意識して、アゴを引きながら伸ばすことを常に心がけましょう。
階段の昇り降り
昇るとき、あまり深く足をかけすぎると、前裾が階段に触れて汚れてしまう可能性があります。浅めに足をかけて上前のつま先を持ち上げ気味に昇ること。体の向きを斜めにするようにして昇ると上手にできます。
降りるときも同様に、体を少し傾けて。視線は、降りる方向の少し先に落とすと、背中が丸まりません。
普段歩くときは、足の向きはまっすぐであるのが理想的とされていますが、着物の場合は内股がキホン! 10cm程度の歩幅で、つま先からすり足気味に足を運ぶのが理想的です。こうすることで、上体が揺れずに歩くことが出来るので、見た目も美しいし着崩れしにくくなります。
また目線は、足元を気にする余りうつむきがちですが、常に前方を向くように心がけましょう。白無垢の場合、かつらが重いので知らず知らずのうちに顔が下がってしまうこともあるので意識して!
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手荷物を持っている場合
着物を着ているときの手荷物。うかつに持つと、着物に当たってしまい着崩れの原因になりかねません。できるだけ、周りの人にサポートをしてもらいましょう。どうしてもの場合、バッグなどは左手で持ち、右手は、つま(前身ごろの端)を軽く押さえるように歩くと、裾が乱れません。